はじめての子宮外妊娠が子宮頸管妊娠だった話

若葉
皆様こんにちは、若葉です。今回は5回目の妊娠のお話をしていこうと思います。

今回5回目の妊娠ができたのですが、なんと子宮外妊娠という診断で、更に子宮頸管妊娠という、子宮外妊娠の中でも大変レアなものを引き当ててしまいました。

頸管妊娠は全妊娠の 8,000~18,000 例に 1例と言われており,全異所性妊娠の中での発生頻度は約 0.15%で,極めてまれな疾患と言われています。

そんな超絶レアな子宮外妊娠を引き当ててしまった私は本当にいろんな意味ですごいなと改めて感じています(汗)

いろいろ検索してみるんですけど、頸管妊娠があまりにもレアすぎて全然体験談がないんですよね。しかも状況によって治療法も異なっているみたいなので、いったい私がどんな手術をするのかまったく理解できませんでした。

そこで私自身体験談としてブログを書き残しておくことで、同じように頸管妊娠になって不安な方の参考になればと思い、一生懸命作成しています。私自身分からないことも多いのですが、とりあえず記録として残しておきますので参考になると嬉しいです。

目次

(1)胎嚢が見えない

まず最初の『おや?』は胎嚢が見えない、というところから始まりました。

初診で産婦人科に行ったのは生理日から計算して6wのとき。最初診てもらったときには、子宮内に胎嚢はありませんでした。思わず「え!?」と診察室で声を上げてしまったほど。

さすがに6wだと何かしら見えたり聞こえたりするだろうと思っていたので、結構ショック。

ですがいろいろ調べてみると、『7wで見えた』『8wでようやく見えた』という声もあり、とりあえず1週間様子を見てみることとしました。

残念ながらエコー写真はほぼほぼ貰えていないので、文字だけになります。ご了承ください。

(2)生理1日目くらいの出血

これは頸管妊娠に直接関係ないと思いますが念のため書いておきます。赤ちゃんの生命力ってすごいなと感じた時期です。

翌週の診察を待っている期間で、少量の茶色い出血が出るようになりました。トイレットペーパーにつく程度だったのが、ちょっと垂れるくらいまで出るようになったので、予約を1日早めて診察へ。

これはだめかもしれないと診察に行ったところ、なんと胎嚢を発見!!

ですが胎嚢があった場所は、子宮内ではなく子宮頸管という膣に近い部分。こちらフリー素材で分かりやすいものを用意しました。

この時の先生の見立ては

先生
子宮じゃなくて、子宮頸管にあるね。自然排出しかかっているね。もしかしたら来週中には出てくるかも。

そしてこの時に1度流産宣告をされました。もう赤ちゃんが外に出かかっているとのこと。「またか・・・」「5回目の流産か・・・」と悔しくてつらくて1日中泣いていました。Instagramで報告したらフォロワーさんたちが温かい言葉をたくさんかけてくれて、めちゃくちゃ泣いて、本当に恵まれていると感じました。ありがたいよ・・・。

そしてその翌日から生理1日目くらいの出血が出始め、4日ほど続きました。先生の言うとおりだった、残念だけどまた次に備えよう・・・と私ももう諦めがついて、次の妊娠のために前を向くこともできていました。

(3)心拍確認

そして更に翌週の診察。基礎体温も測れるときには測っていて、この頃は36.2度台を記録していたし、もうおなかの中は空っぽだと思っていたので「よし、サクッと診断を受けてちゃちゃっと帰ろう!」くらいで思っていました。

名前を呼ばれて潔く分娩台へ。そしてエコー・・・

なんと・・・赤ちゃん・・・いました・・・。

しかも心拍も肉眼で確認できるくらい動いていました・・・!!

その場にいた一同「「「ええっっっ!?」」」と声を上げるなど、驚きのあまり大混乱(笑)

若葉
私めっちゃ薬も飲んだし、お酒も飲みました~!!

って言ったら先生と看護師さんに爆笑されるくらい和みました(笑)

まさかあんなに出血していたのに、基礎体温もがっつりと下がっていたのに、赤ちゃん成長していた。心拍まで一生懸命動かしてくれていました。本当に愛おしい。本当に本当に感動しました。

ですが、1番の問題が出てきたのです。

胎嚢の場所が「自然排出しかかっている」と言われた場所から動いていないんですね。そしてそこではじめて

先生
異所性妊娠かもしれないね。つまり子宮外妊娠。そしてあなたの場合は頸管妊娠っていって、この頸管部に着床している可能性がある。

と言われました。ただあくまで可能性だと。分からないからもう1週間様子を見させて、と言われました。

(4)子宮頸管妊娠について検索魔になる

それから『子宮頸管妊娠』についてめちゃくちゃ調べました。だけど症例が少なすぎて、本当に未知の正解。その中で何とか集めた情報を見ると、とにかく不安なことばかり書いていました。

  • 抗がん剤治療を行う
  • 出血が止まらなかったら子宮全摘
  • 入院期間は50日以上

などなど。手術が必要な人もいれば、薬だけで大丈夫な人もいるとかで、私自身どれに当てはまるのかも全く分からず・・・。子宮全摘がずっと頭に残り、『代理出産』とか『特別養子縁組』についても調べたりしました。

不安が強すぎて仕事も身が入らず、周りから「元気ないね、大丈夫?」と声がかかるまくるほど。全然いつもの元気が出なくて、ものすごく不安な1週間を過ごしました。

(5)赤ちゃんの成長見られず、大学病院へ

そして運命の1週間後の診察。

ちなみに診察の前日の夜中、猛烈なつわりに襲われ2回ほどトイレに駆け込みました。これまで5回妊娠をしていますが、その中でも強烈なつわりは1回だけで、それ以外はつわりとはご縁のなかった人なんですが、1日に、しかも夜中に2回もトイレに駆け込むほどのつわりに襲われました。

赤ちゃんからの何かのメッセージかな、そんなことされたら期待しちゃうなぁとかいろいろ思いながら当日の診察を迎えました(完全に寝不足)。

そして分娩台へ。赤ちゃんは、成長していませんでした。赤ちゃんはぼんやりした感じで、前回と大きさが変わっておらず、心拍も見えませんでした。

先生は「あと1週間様子見よう・・・!」と言ってくれたんですが、

先生
やっぱり大学病院の方が安心かもね。頸管妊娠の出血って出血がすごいのよ。あまり出血していると輸血とかもあるし、大学病院に紹介状書くね

と、最終的には大学病院を紹介してくれました。予約は数日後です。

まとめ

頸管妊娠の経過についてはこんな感じでした。はじめての子宮外妊娠で頸管妊娠を経験するとは・・・本当に私はいろいろ引き寄せるなと思っちゃいますね。

数日後には大学病院を受診して、改めて今後の方針なんかも決まってきますので、また第2弾として続きを書いていきたいと思います。

誰かの参考になると嬉しいです。また見に来てください。ありがとうございました(^^)

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