【副業】住民税の確定申告! 申告書の書き方や当日の申請流れまとめ

若葉
こんにちは、若葉です! 先日はじめて住民税の確定申告に行ってきましたのでご報告します!

ブロガーやハンドメイド作家さんなど、本業とは別で副業で収入を得ている方々ってたくさんおられますよね。

そんな皆様、今年の確定申告は済みましたか? 私は今年はじめて住民税の申告に行ってきました。

私は現段階ブロガーとして広告収入を得ていますが、年間の所得が20万円いきませんでしたので今回は住民税のみ確定申告が必要になります。20万円以下は確定申告しなくてもいい、という情報も見たことありますが、20万円以下の方は住民税の申告が必要です。

最初申告書を見たことに、めまいがするかも思いましたが、意外と書くところは5か所しかないことが判明してからはラクショーでした🙌✨

それでは、さっそく申告書の書き方と申請の流れについてまとめていきます。はじめての申請でお困りの方の参考になると嬉しいです。

目次

住民税の申告に必要なもの

はじめに、申請に必要なものを上げておきます。

  1. 申告書
  2. 収入と経費をまとめたもの
  3. 源泉徴収票
  4. 印鑑

の4点です。

申告書

こちらの書類は、税務署や市税事務所で書くこともできますが、ネットからプリントアウトすることができます。

当日スムーズに申請を進めることを考えて、私はプリントアウトして書いて持っていきました。市町村のホームページよりダウンロードできると思いますので、調べてみてください。

収入や経費をまとめたもの

こちらは私の場合、excelでまとめて持っていきました。

excelに日付、収入、経費を時系列で簡単に表にしたものでしたが、税務署の人曰く「十分です!」とのことでした。よかった。

大きめのノートの左側にexcel表を貼り、右側にレシートや領収書などを貼って持っていきました。こんな感じです。

このレシート集めが大変! 私は2ヶ月くらい前から動きはじめましたが、レシートや領収書が見当たらず苦労しました(笑)

でも、もしレシートや領収書が見つからなくても、100均などに売っている『出金伝票』を使えば大丈夫。それがレシートや領収書の代わりになるんです。見た目このようなものです。

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ちなみに経費とは、その事業を運営するにあたって使ったお金のことです。例えばブログの場合、ドメイン代やサーバー代なんかが経費扱いとなります。またハンドメイドなんかされている方は、その材料費はすべて経費とすることができます。

源泉徴収票

これは現職場や前職場から年末年始前後あたりに貰えると思います。もし手元にない場合は、問い合わせてみることをおすすめします。

これはコピーでOKです。原本で持って行った時に、

これこのまま貰っちゃうけど、どうする? コピーします?

と言われたのでコピーをしてもらいました。さすがに原本持って行かれてしまうと、後々何かあった時に困ると大変ですもんね。コピーでいいと聞いてホッとしました。

印鑑

印鑑も必要なものに含まれていますが、私は当日使いませんでした。書類に押印をして持って行ったせいかもしれませんが、念のためちゃんと持って行くことをおすすめします。

申告書の書き方

それでは申告書の書き方についてまとめていきます。まずこちらが申告書の裏表です。

地域によって書式が違うと思いますので、お住まいの市町村のホームページにて確認をしてくださいね。

表面

裏面

これだけ見ると「ひぇ〜!」とひっくり返ってしまいそうですが、実際に書く欄は5か所しかないんですよ。書くところはこの赤枠のみです。

表面

裏面

こう見ると、「な〜んだ」って感じですよね。あとはこの赤枠内に、実際の収入と所得を記載していけばOKです。

それでは例として、

収入10,000円
経費3,000円
所得7,000円

で書類を作成してみましょう! まずは表面から行きます。

申告書表面の書き方

表面の上部分に関しては、自分の名前や住所を記入する欄になりますので説明は省きますね。表面で書くのは箇所をもう一度見てみましょう。

表面

1 所得金額等】の赤枠には、収入を書きます。例でいうと、10,000円の金額になりますね。経費を引く前の金額です。間違えないようにしましょう。

2 所得金額】の赤枠には、所得を書きます。所得とは、収入から経費を引いた実際に手元に残るお金のことです。

そして下の方にある【5 納税方法】ですが、ココ大事! これは、住民税の支払い方法を指定できる項目になります。2種類の支払い方法の説明を簡単にしておきますね。

住民税における普通徴収とは、区市町村から送付される納税通知書によって、年4期に分けて「納税義務者自身」が納税する方法である。

対して住民税における特別徴収とは、事業主(給与支払者)が従業員(給与所得者)に支払う給与から個人住民税を毎月差し引き(天引き)、これを「納税義務者の代わりに」まとめて納税する方法である。

引用:住民税の普通徴収、メリット・デメリットは?特別徴収との違い

会社にバレても差し支えない方は『特別徴収』にチェックを入れます。「会社にバレるとまずい!」という方は『普通徴収』にチェックを入れればOKです。特に税務署の人からあれやこれや指摘されることもありませんので、堂々とチェックをしちゃいましょう。

それでは上記を踏まえた上で、例の数字で作成した申告書はこちらです。

表面に経費を書く欄はありませんので、収入と所得をしっかり計算して書き込みましょう!

申告書裏面の書き方

それでは裏面にいきます。裏面で書くところは1か所だけです。

裏面

この赤枠は何かというと、『何の内容で、どれくらい収入を得て、どれくらい経費がかかりましたか?』と聞かれている項目です。

よってブログで収入を得ている方は【種目】の枠に『広告収入』などと書けばOKです。【収入金額】には収入を、【必要経費】には経費を書きます。ちなみに【所得の生ずる場所】は斜線を引きましたが、こちらは任意項目のため私は何も書かずに提出しました。

それでは例を元に、作成してみました。こんな感じです。

以上です。いかがでしたか? とっても簡単でしたよね。

ここまで準備できたら、当日どんな流れで申請をするのかを見ていきましょう。

住民税確定申告の当日の流れ

あくまで私の場合ですので、お住いの地域によって多少異なる場合もあるかもしれません。あくまで参考程度に留めておいてくださいね。

忘れ物がないか念入りにチェックをして、いざ税務署へ。地域によって呼び名が異なる場合がありますので、事前にしっかりチェックをしましょう。

ポイントとしては、月曜日を避ける、申告開始時期の頭とお尻を避ければ混雑せずにあっという間に終わります。

到着したら、番号札等を持って待ちます。呼ばれたら準備した書類一式を持っていざ窓口へ。

若葉
副業で収入が発生したので申告に来ました。

と私は窓口の担当者に伝えました。担当者も慣れていますので「はいはーい」という感じですよ。

まず申告書を見せます。不備等がないかチェックしたあと、源泉徴収票を見せて、源泉徴収票を見ながら申告書にいろいろ数字を書き込んでいました。その後源泉徴収票のコピーをとってくれて、原本は私の手元へ。そして最後に収入と経費が分かるものを見せて終わりです。

レシートとか1枚1枚見られるのかと思っていましたが、さらさら〜っと見た程度で特にあれやこれや言われることもありませんでした。

窓口に座って終わるまでおよそ5分。準備等でワサワサしていたけど、なんともあっという間な時間でした。いろいろ身構えていたけど、そんなの拍子抜けしちゃうくらい簡単に終わってしまいました。

まとめ

という感じで、無事に住民税の確定申告を終えてきました。

反省点を上げるとすれば、普段からコツコツ帳簿をしっかり付けておけばよかったということかな。直前にバタバタ揃えようとすると大変なんですよ。記憶が古いと思い出せないことも多いですしね。ちゃんコツコツ、その都度やっていれば事前に焦らなくて済みますよね。

収入や経費はexcelで表にすればいいけど、入れ忘れるともはやいつ何をいくら買ったのかも分かんなくなる始末。面倒臭がりで、すぐ後回しにしてしまう私の性格を考えると来年はちゃんとやりたいなぁと思いました。

来年からは、確定申告がラクにすむという『freee』や『やよいの白色申告オンライン』『マネーフォワード クラウド会計』などを頼ってみようとも思っていますが、無料で出来る範囲のことは限られていますので、悩み中です。もっと稼げるようになったら積極的に導入していきたいと思います!

他にも皆さんおすすめの良いやり方があれば教えてください。それでは確定申告、頑張ってくださいね!

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